秋の新倉富士浅間神社
先週美容院に行ってきました。
この1年は美容院側の負担も考えて、パーマはかけずカットとカラーのみ。
で、今回は思ったより短くなりちびまる子ちゃんみたいな感じ
これまでにもわかめちゃんっぽくなることはよくあったけど、
ちびまる子ちゃんは初めてだわ。
でも皆様にお会いするまでにはそれなりに伸びてるはずだからまぁいいか。
でもということは白髪も伸びてるということだわねぇ・・・まぁいいか
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さてさて遡って、昨年秋の河口湖周辺お出かけレポです。
11月、コロナの第3波の警戒が明白になる直前に出かけたときです。
そういう意味では最後のお出かけといってもいいかな。
これ以降は近場の大会以外どこへも行ってないから。
前の晩は道の駅都留で休み、朝は早起き!
いちばんで向かったのが新倉富士浅間神社です。
ここは河口湖からの帰りなどに中央道で左手に見ていたところなんです。
特に夜には山の方に向かって神社の参道の明かりが点々と見えるので、
以前から気になっていました。
駐車場に停めて、まずは頂上のほうを目指します。
あとになって気づいたのですが、駐車場は中腹にあるので、
表参道から順を追って歩きたい場合は、一旦下りてから歩くのがいいかも。
今回は中腹から上り、その後下りてきたのでちょっと前後します
駐車場から出てすぐに本殿の前を通りますが、本殿についてはのちほど。
まずは上を目指して長い階段を上ります。
398段あるこの階段の名前は「咲くや姫階段」
日本神話に登場する女神「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」は、
富士山の神様とされ、富士山をご神体とする各地の浅間神社で祀られています。
それにちなんで命名されたそうです。
なお階段を使わず、緩やかな小道で上っていくることもできます。
上り切ったところにあるのが忠霊塔。富士吉田市の戦没者慰霊塔です。
そして振り返ると富士吉田の街の向こうに富士山!
忠霊塔の後ろには展望デッキがあり、そこからの景色がこちら。
五重塔に富士山 素敵です!
春には塔が桜に包まれ、更に絶景となるそうです
その桜の紅葉のなかにエナガの群れが訪れていました。
小さくて可愛い私の大好きな野鳥です
帰りはつづら折りになった遊歩道を歩いて下りました。
一旦いちばん下まで下りて、参道からあらためて上ってみることにしました。
参道を歩きます。紅葉が綺麗!落葉した階段もいい感じ!
歩いていくと鳥居が見えてきます。
立派な鳥居です。厳島神社のような6本足のタイプ。
鳥居の向こうには更に参道の階段が続くのが見えます。 扁額には「三国第一山」とあります。
参道入口の石柱にも同様に書いてありました。
三国第一山というのは富士山のことです。
西暦807年、富士山の大噴火があり、朝廷からの命によって
国土安泰富士山鎮火祭が行われ、その際に平城天皇より
三国第一山の称号や天皇直筆の大鳥居の額などが奉納されたそうです。
この鳥居はくぐってから振り返り見るとまたいいんですよ~
鳥居の向こうにちょうど富士山が見えるという素晴らしい眺めなのです。
シールピとも鳥居のところで1枚。
富士山をバックにしたかったけど、時間的に逆光だったのでこちら側から。
さらに数段上ると狛犬が迎えてくれて境内に出ます。
その境内には大きなヒノキの木があり「子育て神木」と呼ばれています。
途中から2本に分岐していて、その部分から幼い杉の木が育っていることから、
子育て神木と呼ばれるようになったそうです。
そしてこちらが新倉浅間神社。
正面が本殿。拝殿も一緒かな? 右は神楽殿です。
御祭神は木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)、
大山祗命 (おおやまづみのみこと)、瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと)
本拝殿の下には大きな杉の木の跡。
大正時代の拝殿造営により床下になった樹齢1500年を超えるといわれる
大杉の跡が、昭和59年の神社改修の折に偶然発見されたそうです。
本殿の横にある小さなお社は荒浜神社。
機(はた)の神、養蚕の神であり、織物は縦糸と横糸を織るということから
縁結びの神様とされています。
新倉富士浅間神社は、歴史あるものと、比較的新しいものとが
共存する形で整備され、見ても歩いても楽しめるところでした。
何より富士山を望める様々な景色が素晴らしい!
今回は紅葉の美しい季節でしたが、桜の季節にまた訪れてみたいものです
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