キジバトの成長~巣立ち
GWのお話はこのあととして・・・
キジバトのその後です。
4月18日
週末の川場大会で留守にしたあと、3日ぶりに巣を覗いてみました。
おぉ、ハトだ~!ちゃんとキジバトになってる~!
ポヨポヨした黄色っぽい毛はわずかになり、すっかりキジバトの色柄。
そしていわゆる鳩胸というハト特有の体型になってる。
生き物の成長は早いですね。
巣立ちももう近いのかな。
翌4月19日
午前中見るとふたり仲良く並んでいました。
まだ親鳥に比べると一回り小さいけど、すっかり立派なハトです
そして夕方に見ると大きな変化が・・・
1羽が一段上の枝にとまってる~!
巣があるのは木の幹の右下部分。このときも1羽はそこにいます。
でももう1羽は左上の枝に移動していたのです。
巣から出たのははじめてのことです。
そして巣を出た1羽は羽をパタパタしてみたりしています。
羽ばたく練習なのね
もう1羽のほうはまだ巣から動く気配はないようです。
この日はこのまま夜に
さらに翌日4月20日
前日に1羽だけが移動してきていた一段上の枝に2羽一緒にいました。
もう1羽も巣から出る勇気が出たのね
ということはいよいよ巣立ちかな。
すぐ上の電線にはお父さんお母さんも来て、しきりに鳴いていました。
巣立ちを促しているのかな?
本当にいよいよ今日あたりかしら?
今日はこれから出かけるから、帰宅するまでの間に巣立っちゃうかな?
「大きくなったね。いよいよサヨナラなのかな?元気でいてね」
声をかけて、気になりつつも出かけ、暗くなってから帰宅。
すぐに巣を確認すると、そこには誰もいませんでした。
「巣立ったんだ!」と思いつつも、一帯をよく確認してみると、
思いがけず隣にあるもう1本の木のほうに1羽だけいました。
暗いなかで寝ているところを迷惑かけてはいけないと思い、
フラッシュも焚かずに1枚だけ撮ったので写りはよくありませんが
「あなたひとりだけ?もうひとりは行っちゃったのね。
あなたも明日には巣立つんでしょうね。
最後の晩ゆっくりしていってね」
そして翌4月21日の朝、
その同じ枝にはもう誰もいませんでした。もちろん巣にも。
巣は写真左の中段の枝の奥。細めの枝を重ねてあるけど結構大雑把な感じ?
もっと緻密な巣を作る鳥もいるもんね
でもとにかく無事に巣立ってくれてよかった~
猫などに襲われることもなく、無事に巣立ってくれた
いい場所に巣を作ったってことですよね。
チャボヒバの葉に守られて、外からはほとんど見えず気づかれにくいし、
内側は家の壁も近いから風からも守られる。
そしてそこに近づくのは私達だけ。
生き物大好きな私達は決して邪魔にしたりはしない
そんなことも感じたうえで、ここを子育ての場に選んだのかな?
ちょっと覗いたり写真撮らせてもらったりはしたけど、
それくらいはいいよね?場所を提供したわけだし
無事に巣立ってくれて本当にホッとしました
と同時にちょっと寂しい気分
気づいてから10日ほど、観察を楽しみながら成長を見守ってきたので。
そう思っていたら、電線の上に1羽とまっているのに気づきました。
これはお父さん?お母さん?
いやいや、最後に巣立った子かな?
私達にご挨拶するために待っててくれたんじゃないかな?
キジバトさん、ありがとうね
私達のほうこそ日々楽しませていただきました。
これからは自然のなかで元気に幸せに暮らしてくださいね
ちなみに巣立った日から逆算すると、
卵がかえった日は4月6日あたりだと思われます。
私が骨折してほとんど外に出なかった1週間の間のことです。
結局気づいたのは4月11日だけど、もし骨折してなかったら、
もっと早く気付いたんじゃないかと思います
そうしたらもっと小さいヒナの状態も見られたはず。
それだけは痛恨だわ~
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